- チェンマイの老舗「Hillkoff」に辿り着くまで
- 衝撃の出会いと、立ちはだかる「距離」の壁
- 「本物」を知った後の、苦い代償
- ネット通販で出会った、タイコーヒー界の重鎮
- 我が家がHillkoffを選んだ「3つの理由」
- 結論:特別な一杯と、愛すべき日常の一杯
- 1. Hillkoff(ヒルコフ)
- 2. Bluekoff(ブルーコフ)
- 3. Akha Ama Coffee(アカアマコーヒー)
- 4. Nana Coffee Roasters(ナナコーヒーロースターズ)
- 5. Factory Coffee(ファクトリーコーヒー)
- 6. Pacamara Coffee Roasters(パカマラコーヒーロースターズ)
- 7. Roots(ルーツ)
- 8. Brave Roasters(ブレイブロースターズ)
- 9. Graph Coffee Co.(グラフコーヒー)
- 10. PAGA Microroastery(パガ・マイクロロースタリー)
チェンマイの老舗「Hillkoff」に辿り着くまで
パタヤに移り住んで苦労したことの一つに「美味しいコーヒー豆の入手法がわからない」ということがありました。特にコーヒー通というわけではないのですが、毎朝の一杯は欠かせない。そんな私たちが、タイで「これでいい、いや、これがいい!」と思えるコーヒーに出会うまでのあれこれをご紹介します。
最初は右も左もわからず、スーパーで手に入る豆を片っ端から試す日々。ですが、正直に言ってしまうと……「美味しい!」と心から思えるものには出会えませんでした。何種類試しても、結局は「これなら我慢できるかな」という消去法で選んだ豆を買い続ける、そんな妥協の毎日が続いていたのです。
衝撃の出会いと、立ちはだかる「距離」の壁
そんなある日、ブアカオの市場(火・金開催)へ買い出しに出かけた時のこと。市場の外れに、知る人ぞ知る名店「Benjamit Coffee」があるのを見つけました。
「ここがあの有名店か!」と、迷わず入店してDoppioを注文。パタヤ在住の欧米人や地元のコーヒー好き、さらには世界中からの観光客で活気あふれる店内。そこでいただいた一杯は、おどろきでした。「タイで、このクオリティをこの価格で楽しめるのか!」と。
調べてみると、パタヤだけでなくチョンブリ県でも指折りの老舗ロースターとのこと。オーナーの知識、技術、焙煎機、そして価格。すべてが揃った「ものすごい店」を見つけてしまった喜びで、しばらくは自宅でもそのブレンドを楽しんでいました。
……ただ、一つだけ問題がありました。
「わざわざブアカオまで買いに行くのが、とにかく面倒」なのです。
「本物」を知った後の、苦い代償
案の定、1週間ほどで豆が底をつくと、足が遠のいてしまいました。
他に選択肢を知らなかった我々は、再びネットスーパーの豆に戻ったのですが、これが想像以上に「苦行」でした。一度Benjamitの「本物」を知ってしまうと、以前は我慢できていた雑味や香りのなさが、どうしても気になってしまう。
「わざわざ行くのは面倒。でも、このコーヒーで1日を始めるのはもっと嫌だ……」
そんな葛藤の中で、私たちは考えました。
「パタヤの自宅にいながら、スマホ一つで『専門店クオリティ』の豆が手に入る仕組みはないものか?」と。そこで、LazadaやShopeeという通販サイトに出店しているロースターが結構あることを知り、更に各ロースターのWebサイトを訪問したりAIに質問したりしているうちにタイがコーヒー生産国ということを初めて知りました。
ネット通販で出会った、タイコーヒー界の重鎮
最初は半信半疑でした。コーヒーは鮮度が命。通販だと古い豆が届くのではないか……。
しかし、検索ワードを「Thailand Coffee Roaster」へと広げたとき、結構な数のWebサイトがあり、いくルカのロゴが目に留まりました。
それが、Bluekoff(ブルーコフ)やHillkoff(ヒルコフ)です。文末に有名ロースターのリンクを掲載しておきますので、サイトをご覧になって各社の背景やコーヒー農家・産業・文化に対する取り組みなどを比較してください。
我が家が現在購入しているHilkoffはチェンマイを拠点とする、タイコーヒー界の重鎮。公式ページを覗くと、産地や精製方法、焙煎度合いがまるでワインリストのように整然と並んでいます。膨大な高評価レビューは、商品の回転が速く、鮮度が良いことの証でもありました。Hilkoffのみならず、どのロースターも負けず劣らず情報提供してくれていますが。
「ここなら、スーパーの妥協品と、専門店の芸術品の間にある『日常の最適解』が見つかるかもしれない」
期待半分、ダメ元半分。まずは数種類のアラビカ豆をカートに入れました。決済は指先ひとつ。汗をかいてブアカオを歩く必要もありません。数日後、コンドミニアムに届いた箱を開け開封した瞬間、溢れ出した香りは……あのネットスーパーの無機質な袋とは別次元の、紛れもない「本物の予感」に満ちていました。
我が家がHillkoffを選んだ「3つの理由」
数ヶ月運用してみた結果、今ではこれこそが私たちのスタンダードだと感じています。なぜ「職人の芸術」であるBenjamitではなく、Hillkoffが正解だったのか。ポイントは3つです。
- 「継続」を支える圧倒的な手軽さどれほど美味しくても、入手が大変なものは日常になりません。Lazadaなどの公式ショップで「あ、切れそう」と思った瞬間にポチれば、数日後には新鮮な豆が届く。このストレスフリーな仕組みこそが、毎朝のルーティンには不可欠でした。
- 誠実なクオリティタイ北部の産業を支えてきた老舗だけあり、品質が非常に安定しています。スーパーの豆にありがちな「焦げた苦味」や「古い油の匂い」がなく、毎日飽きずに飲めるクリアな味を守っています。
- ガブガブ飲めるコストパフォーマンス私たちは、一日の始まりにたっぷりのコーヒーを必要とする「日常の飲み手」です。質の良いものを、価格を気にせず日常的に楽しめる。このバランスが、私たちの生活にこれ以上なくフィットしました。
結論:特別な一杯と、愛すべき日常の一杯
今でも、ブアカオ方面に用事がある時はBenjamitに寄って、あの最高のコーヒーを楽しみ、帰りがけにブレンドを購入しています。それは私たちにとっての「素敵なイベント」です。
けれど、パタヤの自宅で、夫婦二人で毎朝顔を合わせながら飲むのは、Hillkoff「が」いい。
ようやく「タイでのコーヒー難民」を卒業できそうです。もし同じように、スーパーの豆には満足できないけれど、専門店まで通うのは億劫だ……という方がいれば、ぜひ一度「通販」を試してみてください。きっと、あなたにとっての「ちょうどいい、これでいい、日常」が見つかるのではないでしょうか。
1. Hillkoff(ヒルコフ)

2. Bluekoff(ブルーコフ)
3. Akha Ama Coffee(アカアマコーヒー)
4. Nana Coffee Roasters(ナナコーヒーロースターズ)

5. Factory Coffee(ファクトリーコーヒー)
6. Pacamara Coffee Roasters(パカマラコーヒーロースターズ)
7. Roots(ルーツ)
8. Brave Roasters(ブレイブロースターズ)

9. Graph Coffee Co.(グラフコーヒー)

